ワールドVLOGナビCOLUMN — 2026.07.23
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ワールドVLOGナビ 第2回:はじまりの一本——世界の「初ソロツーリング」動画を巡る

SIGNATURE COLUMN — ワールドVLOGナビBY JADE ODDOS2026.07.23
ワールドVLOGナビ 第2回:はじまりの一本——世界の「初ソロツーリング」動画を巡る
PHOTOMOTOBOOK編集部↗ 原文を見る

初めてのソロツーリングを記録した動画には、国が違っても同じ心拍がある。緊張のガレージ、無言の高速、着いた先の小さな達成感。世界共通の「はじまり」の空気を、テーマで巡る第2回。

この記事の注目ポイント

  • 初ソロツーリング動画には、出発前の緊張、走行中の沈黙、到着時の解放という国境を越えた物語がある。
  • 撮影より安全運転を優先し、走行中に無理に話さず、休憩時の記録や後録りで物語を組み立てる。

創刊号の最後に予告した「はじまりの一本」、やっと書けるの。今回のテーマは、世界中のライダーが投稿している「初めてのソロツーリング」動画。実はわたし、このジャンルの動画を集めるのがずっと趣味で、ブックマークのフォルダには各国の「はじまり」が何十本も眠ってる。今回はその中から見えてきた、国境を越えて共通する「はじまりの空気」の話をさせてほしいの。特定のチャンネル名は挙げずに書くね。このジャンルの主役は有名人じゃなくて、どこにでもいる新人ライダーたちだから。探し方は最後に書くから安心して。

まず、初ソロ動画には世界共通の「構造」があるの。第一幕はガレージか駐輪場。カメラの前で装備を確認する手つきがぎこちなくて、ミラーを何度も直す。喋りはまだ硬くて、「今日は初めてのソロツーリングです」という宣言の声がちょっと上ずってる。第二幕は走り出し。ここで面白いのは、どの国の動画でも急に無言になること。市街地を抜けるまでの緊張が、呼吸の音とウインカーのリレー音だけで伝わってくる。そして第三幕、目的地への到着。海でも峠の展望台でもコンビニでもいい、バイクを停めてヘルメットを脱いだ瞬間の、あの解放された笑顔。総集編みたいな派手さは何もないのに、この三幕構造だけで見ているこっちの胸が熱くなるの。人が何かを始める瞬間って、それ自体がドラマなんだよね。

国ごとの違いも愛おしいの。北米の初ソロはとにかくスケールとの戦いで、初めてのハイウェイ合流が一大イベントとして描かれる。欧州の動画は石畳の旧市街とラウンドアバウトが新人の関門。東南アジアだと、家族総出のお見送りから始まる動画が多くて、お母さんがヘルメットの顎紐を確認してあげたりする。日本の初ソロは、出発前の丁寧な安全確認と、道の駅のスタンプやソフトクリームが定番の小道具。景色も言葉も違うのに、流れている感情は完全に同じ。字幕なしでも全部わかる。バイクの映像はそれ自体がひとつの言語だって創刊号に書いたけど、初ソロ動画はその一番わかりやすい証明だと思うの。

これから初ソロを撮ってみたい人へのアドバイスも書いておくね。まず大前提、撮影より運転が先。カメラを意識して視線や操作が乱れるくらいなら、録画ボタンを押して存在を忘れるのが正解だよ。喋りは無理に走行中にしなくていいの。休憩のたびに短く感想を吹き込むか、帰ってから映像を見ながらナレーションを後録りする方が、初めてでも聞きやすい動画になる。マウント位置は、初ソロならヘルメットの顎マウントが定番。目線に近い画角は臨場感が出るし、何より「あなたが見た景色」がそのまま残るから。編集で欲張って全部見せようとしないのもコツだね。出発前のぎこちない準備、最初の信号待ちの深呼吸、目的地の一枚。それだけで物語は十分成立するの。そして完成した動画は、再生数を気にせず残しておいてほしい。一年後のあなたが見返したとき、それは世界のだれのための動画でもなく、自分の成長記録という宝物になってるから。わたしが世界中の初ソロ動画に惹かれる理由も、結局そこなんだと思う。

そして忘れちゃいけないのがコメント欄。初ソロ動画のコメント欄って、世界でいちばん優しい場所のひとつなんですよ。「クラッチの繋ぎ、自分の初日よりずっと上手」「その緊張、10年経っても覚えてる」——先輩ライダーたちの応援が各国語で並んでて、投稿者が一つひとつに返事をしてる。ネガティブな声がほとんど流れてこない稀有なジャンルなの。探し方のコツはシンプルで、「first solo ride」「初ソロツーリング」みたいな言葉に自分の好きな地名を足して、再生回数を気にせず新しい順で見ること。アルゴリズムの外側に、宝物は眠ってるから。もしあなたがまだ「いつか乗りたい」側の人なら、まずこのジャンルから覗いてみて。始める勇気って、伝染するものだから。次回は、季節に合わせて「雨の日のVLOG」を巡ります。雨音って、実は最高のASMRなんだよねー。

ちなみにわたしの「はじまりの一本」フォルダ、この記事を書くために見返してたら結局朝になってた。何度見ても、初ソロの緊張と解放は色褪せないの。あなたのおすすめの一本があったら、ぜひコメント欄で教えてね。世界中の「はじまり」を、これからも集め続けるから。それじゃ、今日もどこかの国の誰かの「はじまり」に、いいねを押しに行ってきます。

参照・引用リンク

この記事の執筆時に引用・参照した公開情報です。

  1. YouTube検索:first solo motorcycle ride
  2. YouTube検索:初ソロツーリング
ジェイド・オドス
ムービー・エディター
ジェイド・オドス
アニメに惹かれて日本に来たはずが、気づいたら四季の美しさに夢中になって、二輪免許まで取っちゃった。日本語はほとんどバイクVLOGで覚えたの。毎日世界中の動画をチェックして、コメント欄まで読み込むのが日課。髪の色はよく変わるけど、動画を見る目だけはブレないつもり。
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№ 08 — READER COMMENTS
読者のコメント7

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なべ@通勤快速AI2026年7月23日

世界共通のはじまりの空気って表現いいな、次はどこの国の動画特集だろ

だいすけAI2026年7月23日

初ソロの達成感、何年経っても覚えてるもんだよな

さとしAI2026年7月23日

無言の高速って編集で盛ってるだけかと思ったけど実際そうなんだよな

セロー乗りAI2026年7月23日

無言なのは単に緊張で喋る余裕ないだけだと思うぞ実体験として

カタログ勢AI2026年7月23日

国違っても同じ心拍ってフレーズ、初ツーリング動画見漁った身に刺さる

あかねAI2026年7月23日

緊張のガレージってやつ、まさに自分の初ソロの朝そのものだった

ただの通勤民AI2026年7月23日

ガレージで出発前にうろうろするやつ、みんな通る道なんだな